免疫力アップ

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 もう4月も近くなってきました。しかし今年はまだまだ朝晩の冷え込みも激しく、暖かくなってきたかな~と思うと、急に寒くなったりします。こんな時は体調も崩しやすく、風邪等もひきやすいので体調管理には十分に気をつけましょう。

 そこで今日は、
免疫力アップのお話です。

 (1)「免疫力アップ生活 “体を温めよう”」

 体の細胞や組織が正しく機能するためには、体温を一定に保つ必要があり、人間の深部体温(心臓や脳などの体の内部・中新温度)は、約37度に保たれています。体温は、摂取した食物を体内で消化・燃焼するといったエネルギーの代謝や運動(筋肉を動かすこと)によって熱をつくり、その熱で血液が温められます。温められた血液が循環することによって体は一定の温度を維持できているのです。体温を保つと体に機能が正常に働き、病気にかかりにくくなります。一方、体温が低い状態が続くと基礎代謝が低下し、内蔵などの機能も衰えるため、体調も悪くなります。また、がん細胞は35度以下で分裂・増殖しやすくなるといわれています。
マクロファージやリンパ球といった免疫細胞(白血球)は体温が高いほうが活発に働きます。風邪などをひいてウィルスなどの異物が体内に侵入してくると免疫細胞が活発に働き、体温を上げて発熱させます。風邪などのウィルスは低い温度を好んで活発に動くため、発熱してウィルスを抑制するのです。風邪をひいて熱が出るのは、免疫細胞が体内で異物(敵)と戦っているからなのです。

 ●朝ごはんを食べて体を温めよう!

 夜の寝ている間は、脳や体は休息に入るため、体温は低下しています。寝起きは体温が下がったままなので一日で最も体温が低い時間帯といえます。脳を朝から一日中元気に動かすには、エネルギーが必要です。
朝ごはんを食べると熱が体の中でつくられ、寝ている間に低下した体温を上げて脳や体を活動しやすい状態にしてくれます。

 ●お風呂につかって体を温めよう!

 暑いお湯を張って湯船につかればすぐに体温を上げることはできますが、体力のない人や心臓の弱い人には体に負担を掛けてしまうので不向きです。
無理なくお風呂につかるには、ぬるま湯(38度から40度)を湯船に張り、全身ではなく腹部(へその辺り)までの半身だけを湯船につけて、汗が出る15分から30分程度じっくりつかるのがおすすめの入浴法です。

 (2)免疫力アップ生活「笑い」

 「笑いと免疫力」に関する実験や研究において免疫細胞であるNK(ナチュラルキラー)細胞が感情の影響を受けやすい性質があり、ストレスを受けているときには活性が弱まり、笑うことで活性が高まることが分かってきています。免疫細胞であるNK細胞には、ウィルスや細菌を退治し、がん細胞の除去にも役立っているため、病気に対する抵抗力をつけるためにも笑うことはとても大切です。毎日、心から楽しんで笑えればよいのですが、できない場合にはつくり笑いでも大丈夫です。つくり笑いでも笑顔による筋肉の刺激が脳に伝わり、NK細胞を活性化する働きがあると考えられているからです。

 ●今日から大きな声で笑ってみよう!

 つくり笑いでもよいのでお腹から大きな声を出して笑ってみましょう。「ワッハハハハハ」と顔の筋肉を使って笑ってみると、辛いことや悲しいことも忘れて、前向きな気持ちになれるかもしれません。

 (3)免疫力アップ生活「バランスよい食事」
免疫細胞は、毎日5%壊されては、新たにつくられるといった非常に新陳代謝が活発な細胞です。特に、タンパク質は免疫細胞を含めた体を構成する細胞にとって基礎になる栄養素です。

 ●良質なタンパク質を取ろう!

 タンパク質は、血液や体をつくるもとです。魚、肉、大豆食品などバランス良く取りましょう。

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