小学生に筋トレは必要か? 【鞭打ち・交通事故・野球肘はヤマモト整骨院へ】

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 小学生に筋トレは必要か?とよく聞かれます。
小学生時期は骨が弱い為、腕立てなんかしてはいけないという事を聞いたことはありませんか?本当にそうなのでしょうか。

 投球障害の多い野球について考えてみます。

 トレーニングの様式としては、大きく分けて2種類の方法があります。
一つにはオープンキネティックチェーンと言われる四肢の末梢が接地・固定されていないもの、代表的なものとしてはマシーンによるレッグエクステンションなどが挙げられます。野球の投球動作もしくは他のスポーツのオーバーヘッドモーションなどはこれにあたると思われます。
もう一つは四肢、末端が接地もしくは固定されたクローズドキネティックチェーン。代表的なものとしてはスクワットなどが挙げられます。

 筋力トレーニングというのはその名の通り、筋肉をつけるものです。では、小学生時期に筋力は付くのでしょうか?

 残念ながらホルモンの関係上、小学生時期には筋力は付きづらいと言われています。

 ならば、骨のまだ弱い小学生が筋トレをするのはやはり良くないか。答はノーです。
確かに筋肉が付きづらい時期に一生懸命筋トレをしても意味は薄いです。では、何故肩を造ると言って遠投を行うのでしょうか。これって、筋トレですよね。しかも、骨が丈夫になるには軸圧(重力)が骨にかかる必要があるのに牽引力だけが働くオープンキネティックです。当然筋肉が付着している骨の部分が剥離してもおかしくありません。アメリカの権威あるトレーニング指導者の集まりであるNSCAでは子供の筋力トレーニングは適格な指導者の下、行えば成長を妨げるものではなく、かえって好ましい結果もあるとの発表がされており、適切な方法・強度・量であれば推奨されるという認識であります。

 間違った情報の錯綜により、骨の強度にとって大切なクローズドキネティックチェーンを全く行わず、オープンキネティックである投球・遠投の方がよほど骨に負担はかかるかと思われます。小学生時期に筋トレのやりすぎはもちろんよろしくないし、筋力をつけるという事では意味の薄いことではありますが、その成長に合ったある程度のものは必要であると思います。その年代に合った適度を考える必要があると言う事です。
小学生時期は神経系の発達が著しい時です。瞬発性・アジリティー・巧緻性・コーディネーション能力を鍛えることが優先です。しかし多少なりとも普通の何もしていない子よりも沢山球を投げるわけですから、その分適度に腕立て等のクローズドキネティックチェーンを行い骨に軸圧をかける必要があると思います。骨は重力が掛かる事により強度が増します。投げるんだったら少しは腕立てもやったら!ということです。

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