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投球フォーム改善指導

カテゴリ: 投球フォーム指導

 

 

 

 

某大学硬式野球部、投手、初めての指導です。

今後の活躍が楽しみですね。

 

 

 

許可を得た方のみ掲載しています。

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子どもの足の小指側の痛みはイズリン(イセリン)病かも?

カテゴリ: イズリン病(Iselin、第5中足骨粗面)

 イズリン病、聞いたことありますか?

 

 

 ジュニアアスリートに起こるもので足の小指側の甲に痛みが出る症状です。厳密にいうと第5中足骨基部という場所に起こります。10歳前後に起こる骨端症の一つで主にサッカーやバスケット、バドミントン選手に多いと言われており、成長痛の一つです。

 

 

もし子供がこの場所に痛みを訴えた場合、イズリン病を疑ったほうがいいかもしれません。

 

 

〈骨端症とは〉

 子どもの骨には骨端線という骨が伸びる場所があります。この骨端線が全身の骨にあるおかげで骨が伸び、足も大きくなり、体が大きくなっていくわけです。

しかしこの骨端線は骨が伸びる場所であるがゆえに少し柔らかくなっています。その場所に筋肉や腱の引っ張る力が繰り返し加わることで痛みが出ます。これを骨端症と言い、スネのオスグッド、踵の成長痛(シーバー病)などもこれに当たります。

 

 

イズリン病

                    アナトミーイラストレーター kei 改変

 

 

 イズリン病も足の小指の中足骨基部を短腓骨筋という筋肉が繰り返し引っ張ることで骨端症となり痛みが出ます。

同じような痛みでもジョーンズ骨折や下駄骨折との鑑別が必要であり、超音波エコーで病態を把握することが大切です。

初期は痛みが出現し、我慢しながら運動を行うと骨の異常隆起が見られたり、骨が剥離する場合もあります。運動制限をし、安静にすることが理想ですが試合などでどうしても休めない場合もあるため、当院では説明と理解を得たうえで状況に合わせた治療計画を提案しています。

 

 

 

 

 

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2023年 夏の高校野球岐阜県大会

カテゴリ: 野球

夏の高校野球岐阜県大会が終了し、大垣日大高校が優勝しました。
大垣日大においては、是非甲子園でも頑張って下さい。

 

 

野球

(https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/265007 岐阜新聞Webより)

 

 

 

今年も大変暑い中、選手の皆様ご苦労様でした。
当院にも多くの選手に来院いただきました。

 

 

選手名鑑でチェックしたところ、遠くは高山、郡上など約50名程の選手に来ていただいておりました。
どちらのチームを応援すれば良いか迷うこともしばしばございましたが、どのチームであろうとも関わった選手一人一人がベストを出していただけるのが我々の一番の喜びです。

 

 

今後とも選手が早期に復帰できるよう、そして更なるパフォーマンスの向上を目指していけるようスタッフ一同勉励に励み選手をサポートしていきたいと思います。

 

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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めまい メニエール病 良性発作性頭位めまい症(BPPV)

カテゴリ: めまい メニエール病 良性発作性頭位めまい症(BPPV)

 

 めまいと聞くと多くの人がグルグルと視界が回転するような症状をイメージされると思いますが、どのように発症し、どのような経過を辿るのかよくわからないことが多いのではないでしょうか。

また、めまいを経験された方は全く動けなくなったり、ふらついたり、どうしていいかわからず不安になった経験があると思います。

当院でも症状の程度は様々ですがめまいを訴えられる方がいます。中にはすぐに医師に診てもらう必要がある場合もあるので、判断を間違えないようにすることが重要です。

 

 

 まず、めまいには回転性めまいと非回転性めまいがあります。

 

 

回転性めまい

 自分の身体が空間に対し、もしくは空間が自分に対して回転している感覚

 

 

 これがよくイメージされるめまいの症状ではないでしょうか?身体のバランスや加速度などを感知するセンサーである三半規管や耳石器、また電車に乗っているときに風景を目で追うことができたり、頭を傾けても景色が傾かないように働いている前庭神経に障害があると回転性めまいが起こります。

 

 

非回転性めまい

 空間は回転していないが、クラクラしたりフワフワするなどふらつく状態

 

 

 これに対して非回転性めまいは身体がふらつく状態を言います。脳神経系、筋骨格系、三半規管に障害があると非回転性めまいが起こります。

 

 

 基本的にめまいの発作が起きても一定の期間があれば治りますが、なかなかよくならない場合は治療が必要となりなす。

 

 

(めまいの種類)

・末梢性めまい

・頸性めまい

・中枢性めまい

・心因性めまい

 

 

 このなかでも中枢性めまいはすぐ医師に診てもらう必要があるため、見落としてはいけないめまいです。この中枢性めまいを確認するためのテスト(HINTS)があり、これらを否定できた場合めまいにアプローチします。今回HINTSの解説は割愛します。

 

 

 めまいのなかで圧倒的に多いのが末梢性めまいであり、末梢性めまいは前庭性と内耳性に分かれます。

 

 

前庭性

 前庭性は良性発作性頭位めまい症(BPPV)といわれるもので、耳の中のセンサーとなる小さい石がなにかの拍子に三半規管に入り込むことでめまいが起きます。めまいの全体の10%~40%を占め、ほとんどは2週間~1か月で症状が収まります。

 

 

内耳性

 内耳性にメニエール病があります。これは聞き覚えがあるのではないでしょうか?メニエール病の特徴は、20分~12時間の間に2回以上症状が出る、また聴覚症状(難聴、耳鳴り、耳閉塞感)があります。この症状に当てはまらない場合はメニエール病ではない可能性があるので注意が必要です。

 

 

 多くのめまいはBPPVであり症状は徐々に収まってきますが、なかなか良くならない場合があり、この場合はリハビリが必要となります。

 

 

 症状によりメニューを決めますが、その一例を紹介します。

 

 

 視点を固定して顔を動かす動作や、顔を固定して視点を動かす動作、また急に頭を動かされたときに視点や目の動きがどう反応するかなどのトレーニングを行います。

エコー

 

エコー

 

エコー

 

エコー

 

エコー

 

 

基本的に症状が強くなる動きがそのまま治療となり、気分が悪くなったり辛い動きになりますが、この機能が回復しないことには症状がなかなか変わりません。そして週に2回、1回につき50分のリハビリを2か月続けると改善が見られたとの報告があり、地道にリハビリを続ける必要があります。

 

 

 なかなか症状が変わらないという方は一度当院にご相談ください。

 

 

 

 

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①五十肩の施術のポイントは血流  スーパーライザー編

カテゴリ: 四十肩・五十肩

執筆者 山本幸治

 

 

 当院では五十肩には血流が大きく関与していると考えています。

 


 そこでこれから3回に分けて当院での血流を良くする施術を紹介してまいります。

 

 

 五十肩の初期、急性期には非常に強烈な夜間痛が発生することが多くあります。
 夜間痛は安眠を妨げ、睡眠不足になることでより一層の症状の悪化も招きます。

 

 

五十肩

 

 

 以前のブログでもお話ししましたが、夜間痛には自律神経が大きく関与するといわれています。

 皆さんがストレスを受けると、自律神経の中の交感神経が興奮し血管を縮めます。血管が縮まると、酸素や栄養素を運ぶ血液の流れが悪くなり、様々な痛みや体の変調を訴えるようになります。
 

 

特に副交感神経が優位に立っていないといけない夜間に交感神経が優位に立ってしまうため夜間痛が発生します。

 夜間痛の発生時には自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過緊張状態となっているといわれています。

 

 

 そこで当院では四十肩・五十肩の施術において局所の肩の施術と共にスーパーライザー(近赤外線治療器)を活用しています。

 

 

 交感神経過緊張状態への治療のひとつに星状神経節ブロック療法というものがあります。
 この療法は、首にある交感神経節に局所麻酔薬を注入する治療法で、局所麻酔薬で交感神経を遮断することで、頭・首・顔・肩・腕・手・胸・背中への血流を良くし、痛みを和らげる、筋肉の緊張をほぐすなどの効果があるとされており、ペインクリニックで多く行われています。

 

 

 もちろん我々はお医者さんではありませんから、より直接的な星状神経節ブロックなどは行えません。

 

 

 星状神経節近傍照射療法という療法があります。
 星状神経節近傍照射療法はスーパーライザーで頚部にある星状神経節を照射し交感神経を鎮静化させます。

 

 

スーパーライザー

(星状神経節近傍照射)

 

 

 ペインクリニックや耳鼻咽喉科でも多く採用されており、こちらの方が体への侵襲は無く、安全性も高いため、ドクターでもこちらの方を多く使用される先生もいらっしゃいます。

 

 

 当院でも中々改善されなかった急性の五十肩の痛みや夜間痛がこのスーパーライザーの星状神経節近傍照射によって改善されることもしばしば目にいたしております。

 


 写真をみると喉に突き刺され一見怖いように感じるかもしれませんが、作用は非常にマイルドで尚且つ照射中も痛みは無くほとんど何も感じません^^

 

 

 中々治らない四十肩・五十肩でお悩みの方は、もしかしたら活路が見出せるかもしれませんよ。

 


 是非一度お試しくださいませ。

 


 

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良い姿勢を保つための“大腰筋”使えてますか?

カテゴリ: 腰痛

 

 多くの人が良い姿勢で過ごすことの大切さに気付いていると思いますが、特に腰の痛みで悩んでいる方は十分理解され気を付けていると思います。良い姿勢をイメージすると骨盤が起き上がって背筋がまっすぐ伸び、あごを引いているような感じではないでしょうか?しかしやろうと思ってもなかなかキープできずに気づけば背中が丸まっていたり、お腹が出ているような立ち姿になっていることも多いのではないでしょうか?

 

 

 この良い姿勢に大きく関与するのが上半身と下半身を唯一つなぐ筋肉の“大腰筋”です。

 

 

腰痛

 

 

 現代人は長時間のデスクワークや運動不足などにより大腰筋や多裂筋が機能していないケースが多いです。それによりいい姿勢を保つことが出来ず背中や腰が丸まり、背中の筋肉が伸長され続けることで血行不良や筋肉の機能不全になるケースや、反り腰により腰部の筋肉が短縮し続けることで筋肉の動きが悪くなり痛みがなかなか取れない状況になってしまいます。

多裂筋については過去の投稿に詳しく載せているのでこちらも参考にしてみて下さい。

 

 

 図の矢印で示した筋肉が大腰筋です。隣の骨盤に引っ付いている筋肉は腸骨筋と言い、二つを合わせて腸腰筋と言います。こちらのほうがよく聞く名前かもしれません。

 

 

 大腰筋の機能は主に大腿を持ち上げたり股関節を安定させる役割ですが、その他にも

 

・屍体標本とMRI データから大腰筋は姿勢変化にかかわらず腰椎前弯を変化させない機能を持つとしている
・大腰筋は腰椎前弯のコントロールに関係している

 

 このようにいい姿勢(腰椎前弯)を保つ機能があり、この機能が低下することで腰痛に繋がります。

 

 

 また筋肉の特徴として大腰筋の近位はType1線維(遅筋)が、遠位はTypeⅡ線維(速筋)が優位、近位は姿勢保持に、遠位は股関節運動に関与すると言われています

。これらのことから、近位部の大腰筋は座位でも立位でも生理的腰椎前弯を保持する機能があり、これを機能させることが大切だということになります。

 

 

 

 

【大腰筋エクササイズ】

 

 

腰痛

 

 

背筋を伸ばし、坐骨で座るように骨盤を立てます。

 

 

腰痛

 

 

骨盤を立てたまま大腿をお腹に近づけるようにして足を持ち上げます。

 

 

 大腰筋を鍛えることでいい姿勢を保ち、腰に余計なストレスをかける必要がなくなります。ただ痛みのある場所を治療しても再発することが多く、いかに痛みの出ない体を作るかが重要だと考えています。

 

 

参考文献

Juraj arbanas:Fiber type composition of the human psoas major muscle with regard to the level of its origin.Journal of anatomy:2009

 

 

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岐阜県立岐阜商業高等学校テニス部サポート

カテゴリ: トレーナー活動

 

 

執筆者 門野 隆顕

 

 県岐商テニス部を定期的にサポートさせていただいていますが、3月に第45回全国選抜高校テニス大会があるため、よりパフォーマンスが発揮できるよう臨床栄養医学協会理事でスポーツ栄養士の足立歩さんをお招きして栄養指導をして頂きました。

 

臨床栄養医学協会|栄養のビジネス化をもっと身近に (eiyoigaku.or.jp)

 

 

 

 

  日々現場でオリンピック選手や国内トップアスリートをサポートされている経験をもとに今からできる食事の改善や補給、遠征先での食事の選び方やおすすめのメニュー、試合当日に気を付けることなど貴重なアドバイスをいただきました。

  スマホで県岐商テニス部メンバーの1日の食事データを見ながら、よりよい栄養の取り方を教えていただきました。理想を押し付けるのではなく、選手に寄り添って実践できそうなベターな選択肢を提案していただき、試合に勝つための食事を見直す絶好の機会となりました。

 

 

トレーナー

 

 

  この日は高校の卒業式があり学校内に入れなかったため、写真のようにテニスコート脇の公園で行いました。僕はこの後ろでコンディショニングとトレーニングを行っています。

 

  この日の様子が県立岐阜商業高等学校のホームページにも掲載されていますのでチェックしてみて下さい!

 

 

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栄養 ミネラルについて

カテゴリ: 栄養

執筆者  山本幸治 

 

 人のからだは摂ったものでできています。
 からだを健康に保つにはやはり摂取するもの(栄養)が大事です。

 

 

 

 

 本日はミネラルの話です。
 ミネラルの代表的なものではカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などがあります。

 

 

 人のからだの中ではこれらミネラルが微妙なバランスを保つことで健康でいられます。

 例えば鉄が不足すると貧血になることはよく知られているかと思いますが、それ以外にも

 

・めまい
・肩こり
・頭痛
・動悸
・食欲不振
・抑うつ症状

等々の不定愁訴を呈します。

 

 

 逆に鉄が過剰になると他のミネラルの吸収が阻害され、その結果として鉄の吸収も阻害されてしまいます。

 

 

 鉄には動物性と食物性があります。
 動物性の鉄は「ヘム鉄」、食物性の鉄は「非ヘム鉄」と呼ばれ、吸収率は「ヘム鉄」の方が圧倒的によくなっています。

 

 

 鉄は小腸で吸収されますが、「ヘム鉄」はタンパク質で包まれているため吸収率(10~20%)がよく、「非ヘム鉄」は吸収率(2~5%)がよくありませんがビタミンCにより吸収が促進されるので一緒に摂るのがおすすめです。

 

 

鉄を多く含む食品


<ヘム鉄>
鶏肉
豚肉
牛肉

 

<非ヘム鉄>
ひじき
ほうれん草
プルーン

 

 

 鉄は食事量の少ない方や食事バランスの悪い方に不足しがちです。
 女性は月経により貧血になりやすく、アスリートなどでは激しい発汗のあとで欠乏しがちになります。

 

 

 

 

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手が後ろに回らない五十肩の特徴的な症状と対策

カテゴリ: 四十肩・五十肩

 

 

 五十肩になるとほとんどの方が手を後ろに回すことが出来ません。この動作を結滞動作といい、読んで字の如く「背中で着物の帯を結ぶ動き」のことを言います。ズボンの後ろポケットにモノを入れるとき、シートベルトを着けるとき、更衣動作、とくに女性は下着の脱着に苦労するという訴えを多く聞きます。今回は厄介な“結滞動作“のエクササイズをお伝えします。

 

 

 

 

 この結滞動作は炎症期では当然痛みが強いためできませんが、痛みが弱くなる凍結期や解凍期になっても可動域制限は残存することがほとんどです。一旦制限が起こると改善が難しかったり、改善までに長期にわたり治療を継続することが必要になったりします。

これは結滞動作が肩関節の複合動作によって行われており、筋の柔軟性や筋力の発揮が正しく必要分しっかりと発揮されることも必要になるためです。

 

 

 

 

 日常に欠かせない動きである結滞動作を制限されるのは大きなストレスです。なかなか簡単に動きを改善することはできないですが、これから紹介する方法をやってみて下さい。

 

 

 

 

 結滞動作で問題となるのは肩関節の内旋運動と肩甲骨の下方回旋運動です。

 

 

 

 

(肩関節内旋制限)

 肩関節の内旋制限は、肩甲骨後面に付着する棘下筋や小円筋が主な制限因子とも言われています。筋肉の滑走性や脂肪体という筋肉を動きやすくするクッション材との癒着により動きが悪くなっているため、少しずつ動かすトレーニングを行います。

 

棘下筋・小円筋トレ

五十肩

五十肩

 

 うつぶせでベッドに上半身と腕をつけます。肘を曲げ、写真のように肘を支点に前腕を浮かせるようにして外旋運動を行います。困難であれば、座位で行うなど挙上角度を下げて行うと行いやすくなります。

 

 

 

 

(肩甲骨下方回旋)

 肩甲骨の下方回旋の制限は、僧帽筋上部線維や鍵鏡と言われる左右の僧帽筋をつなぐ役割をする組織が制限になります。僧帽筋上部線維の機能を正常にし、下部線維の収縮を促すよう動かします。

 

後方腕組み

五十肩

五十肩

 

 片方の腕を後内側へ引っ張るように伸展・内転させていきます。痛みが強い場合は手首を持ったり、体の前方で行います。僧帽筋上部線維、棘下筋のストレッチ、肩甲骨下方回旋の誘導を行います。

 

 

 

 

背中丸め

五十肩

 

 手の甲を腰に当て、体を前へ倒しながら肘を前方へ突き出すようにしてストレッチングを行います。棘上筋、棘下筋、菱形筋群のストレッチングとして行います。

 

 

 

 最初は痛みが強い場合もあるので、できる範囲で無理の無いよう行ってください。五十肩でお悩みの方は一度ヤマモト整骨院までお問い合わせください。

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腰痛と呼吸

カテゴリ: 腰痛

執筆者 山本幸治

 

 普通一般的には呼吸が腰痛に関係あると考える人は少ないのではないでしょうか?

 


 しかし腰痛患者の呼吸は浅くて早く、横隔膜の上下動も乏しいという報告があります。

 

 

 下の図は人間の体を輪切りにして、横隔膜を下方から覗き上げるようにしてみた図です。

 

腰痛と呼吸


 そのため腰痛持ちの患者さんは、横隔膜を本来の呼吸筋として使うのではなく、姿勢制御筋として使っているといわれています。

 

 

 腰痛持ちの患者さんは横隔膜の上下動が少なくなるということは、呼気の際にしっかりと横隔膜がドーム状に上に持ち上がりません。

腰痛と呼吸 腰痛と呼吸

 


 吸気時のように横隔膜が下がった状態で生活することが多くなり、横隔膜の前方部が不活性、後方部が過剰活性して付着する腰椎を伸展方向に引っ張ってしまいます。

 


 横隔膜が正常な呼吸運動のために使われるのではなく、そのような姿勢の制御に使われてしまうのです。

 

 

 そのため、呼吸に介入し横隔膜が正常な上下動を伴った働きをすることで、多裂筋、腹横筋の筋肥大が起こるともされています*。

 

 

≪参考文献≫

*Barton E. Anderson and Kellie C. Huxel BlivenThe Use of Breathing Exercises in the Treatment of Chronic, Nonspecific Low Back Pain in Journal of Sport Rehabilitation 2017;26(5):452-458.doi: 10.1123/jsr.2015-0199.

 

 


 

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