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3次元動作解析

カテゴリ: 大学院

 10/14(祝)は臨時休診をいただきまして、早稲田大学所沢キャンパスで3次元動作解析とフォースプレートによる歩行動作実験をしてきました。

 現在、私は、鈴木秀次研究室(ちなみに、過去鈴木研には、現ミルウォーキー・ブルワーズの青木宣親選手が所属していました)にお世話になっており、身体のバイオメカニクスを学ばせていただいております。

 通常は、祝日も診療を行っておりますが、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
今後も、このような臨時休診あるかと思いますが、さらなる学術向上の為、よろしくご理解の程お願い申し上げます。

 

第40回 岐阜人工関節フォーラム

カテゴリ: 学び

第40回 岐阜人工関節フォーラムに行ってきました。
 仕事にて途中退席しましたが、非常に興味深いトピックもあり大変勉強になりました。

 

 

 

岐阜市民病院、病診連携フォーラム

カテゴリ: 学び

 昨日は、診療終了後大急ぎで岐阜市民病院での病診連携フォーラム鹿島に出席してきました。

 診療終了間際にお見えになった方にはご迷惑をお掛けしました。

 病診連携の必要性、時々刻々と変化する最新医療を絶えず学び、患者さんの状態に応じて適切に対処することがとても大切で、結果、患者さんのメリットになると考えています。日常の診療に支障が出ない中で、積極的に参加し精進していきたいと思っています。

 ご理解の程いただけますと有難く存じます。

金曜倶楽部終了のお知らせ

カテゴリ: 投球フォーム指導

金曜倶楽部終了のお知らせ
2013年08月27日

ジュニアのための投球フォーム指導教室として
毎週金曜日の夜、診療時間後に開催しておりましたが、
8月をもちまして終了させていただくこととなりました。
ご利用いただいておりました選手の皆様、有難うございました。
夜間の時間参加には困難というお声を多く頂き、
実施時間の再考を要しておりました。
また少人数制といえども、パフォーマンスレベルに違いがある場合、
集団での指導ではやや困難を生じ、中途半端に終わってしまうこともあり、
完全マンツーマンによる指導の方が、よりベストと判断いたしました。
 皆様のフォーム改善の要望に精一杯お答えし、
少しでも多くの時間を確保するため、
今後、投球フォームの指導と致しましては、予約診療時間内における
個別(完全マンツーマン)の投球フォーム改善指導にて対応させていただきます。

何卒ご理解の程いただけます様、
よろしくお願い申し上げます。

投球フォーム改善指導

カテゴリ: 投球フォーム指導

片道2時間半の遠路より来ていただけました。
当初はステップ足が先行し、軸足膝が前に流れ体の開きが早く、並進運動が少ない投球フォームになっていました。下半身の動作不全により下半身の力を上手く使えないと上半身の力に頼って投げてしまいがちです(手投げ)。それにより肩・肘に負担がかかってきてしまいます。
指導後はステップ足にタメができ、軸足主動の並進運動が行うことができるようになりました。ギリギリまで身体の開きを抑えることができ、最終的に上体の大きな回転運動によりリリースするための下地が作られました。それにより肩・肘の負担の軽減およびパフォーマンスの向上が見込まれると考えます。
クロスステップ、肘下がり、リーディングアームの使い方等、改善点はまだまだありますが、今後の活躍を期待しています。

投球動作改善指導はこちら

(許可を得た方のみ掲載しています)

投球フォーム改善指導

カテゴリ: 投球フォーム指導

 小学5年生、投手。

軸足股関節の引き込み、ヒップファーストが形成され、ステップ脚股関節へも乗り込めるようになり下半身主導のフォームになりつつあります。
しかし、トップへの入りに遅れと体(頭)からの離れが見られ、肘下がりは残念ながら、まだ改善していません。今後の課題ですね。
 投球動作改善指導はこちら

 (許可を得た方のみ掲載しています)

TRXスポーツ医学サスペンショントレーニング

カテゴリ: 学び

 昨日は名古屋のBC-PROJECTで行われた、TRXサスペンショントレーニングのスポーツ医学コース(SMSTC)を受講してきました。

 傷害を負った患者さまにも、安全に効果的にサスペンションを使ったリハビリテーションを行うためのものです。高齢者の方であってもサスペンションを使って安全にリハビリ、運動療法、トレーニングができます。

 前回のSTCと違い、今回の(SMSTC)は激しさよりも頭を使うコースデザインとなっており、身体よりも脳が疲労しました(笑)

 今後の治療、リハビリ、運動療法に活用し、患者さまに還元していきたいと思います。

 

最新超音波観察装置(エコー)

カテゴリ: その他

 最新の超音波観察装置に機種を変更して2ヶ月になりました。

 1年程前、学会にてこの機種を見たとき、あまりの解像度、分解能の違いにカルチャーショックを受けました。
また、最近では運動器でのカラードプラー(血流)評価の有用性が示されてきており、カラードプラーはこれから必須と考えられました。そして、ポータブルであることも外に持ち出したいものにとってはとても魅力的です。

 しかし、個人院で持つにはあまりにも高嶺の花。1年間悩んだ末、患者さまの状態をより正確に判断、把握することが我々の努めと、導入に踏み切りました。

 これで、12年間乗っている我が家の車は、20年を目指して乗ることとなりました(汗)。嫁さんは呆れ、もはや諦めているようです(苦笑)。

 骨はもとより、筋・腱・神経など軟部組織の走行線維、配列、動きなどもとても細かく描出され、より詳細な評価や判断ができるようになりました。あとは使いこなす腕だけですね(汗)。

 患者さまの状態の、より正確な判断や評価に大いに役立てていきたいと思います。

肩セミナー

カテゴリ: 学び

 5/19はアドバンスリハ主催の肩関節に関するセミナーに出席してきました。

 肩のリハビリテーション分野に関しては大御所といわれるお二人の講演でした。

 写真で見るとガラガラで空席が目立つように感じるが、始まるころには非常に大勢の聴衆となり、お二人の人気の高さを窺い知ることができた。

 午前の部は信原病院リハビリテーション科の立花孝先生。特に解剖学的側面からの「肩関節周囲炎の理学療法」-拘縮の治療と解剖頚軸回旋-でした。

 肩関節周囲炎、一般的には四十肩・五十肩と呼ばれる類のものであるが、一概に五十肩といってもその病期により治療は異なってくる。しかし巷では五十肩だから固まってくるから動かさなくてはいけないとか、はたまた、ほかっておくしか仕方ないとか、誤った情報が錯綜もしていると感じるとのこと。実際には、まだまだ分かっていないことが多い分野でもあるが、やらなくてもよいことをやりすぎたり、誤った対処をして余計にこじらせていることが多いようにも見えるとのことでした。

 ガイドラインにみられるように、肩関節周囲炎の関節鏡・病理・画像所見は以下の通りである。

 ・関節滑膜の炎症と肥厚
・関節包・腱板疎部・烏口上腕靭帯が線維化して肥厚
・関節包の容量が少ない
・肩甲下滑液包の閉塞
・関節内癒着は観察されない
・肩峰下滑液包の血流が増加している

 治療としては、基本的には運動療法と他の治療との併用となり、早期の炎症終息と、痛み閾値を超えない程度のストレッチなど、運動強度の選択の重要性をあげられていた。
補助的治療としては超音波照射が勧められる。が、どの病期に何を狙って照射するかが大切である(深達度など)。
保存療法で効果が見られない場合には、ハイドロセラピーや手術などが検討され、理学療法を併用することで大きな効果を示すが、長期的には外科的に対応した群とそうでない群には大差がないとのことでもある。

 五十肩は関節が固まってくることから凍結肩とも呼ばれるが、その成因の一つに滑動機構の障害があげられる。
肩甲下滑液包の閉塞や肩峰下滑液包の障害などがあげられる。また上腕二頭筋長頭腱の滑動機構など腱板疎部の障害もある。中でも内外旋方向の最後の砦である烏口上腕靭帯が固くなっていることが多い。

 これらにより制限された可動域を運動させるには、触診と運動制限の特徴から制限因子を探り判断する必要がある。そして実際の可動域運動は解剖頚軸回旋運動を提唱されていた。

 解剖頚軸回旋運動の利点は大結節が烏口肩峰アーチをくぐることなく関節包や腱板筋を最大限にストレッチできるほど動かせるというところにあるという。

 凍結肩は我々も日常非常に多くみる病態であり、難渋をきたす例も少なくない。解剖頚軸回旋運動、活用していきたいと思う。

 その後、立花先生の第2部では、ゆるい肩、いわゆるルーズショルダーについての講演も行われた。

 午後は、元横浜ベイスターズトレーナー山口光國先生による「スポーツ障害に対するセラピー」~力学を踏まえた負担軽減のポイントを考える~でした。

 特に肩関節に視点をおいた投球障害に対してのお話となりました。

 行動力学の観点からの考察と、全ての問題は、技術の問題・からだの問題・心の問題・環境の問題といった各因子間の相互関係からうまれ、病態を治すのではなく、愁訴を治す必要があるのだということを強調されていたのが印象的でした。

 野球選手の肩の障害は腱板損傷、関節唇損傷など多岐にわたるが、病態そのものが治っても投げる時に痛くて投げれなければ意味はなく、病態が完全に治っていなくても問題なく投げれるようになることが一番である。そして肩の場合はそのようなことが非常に多い。腱板が壊れていてもなぜ壊れたのかその原因を探り、それを解消すれば腱板が損傷したままでも投げれることは多い。逆にいうと、それを解消せずに腱板を外科的に修復しても、投げれないことが多いということである。

 山口先生の講習は内容もさることながら、闊達、明解な口調で、「こころ」「内面」の大切さを強調され、人を惹きつける魅力を感じ、そのことがとても印象的でした。また、冒頭いきなり「立花先生の話、全く面白くなかったでしょう(笑)」と始めるなど、二人の信頼関係の深さをも窺い知ることができました。

 ここからは私見であるが、昨今はEBM(evidence based medicine)が唱えられ、エビデンス(根拠)を持った治療は当然と思われるが、EBMに偏り過ぎてしまうと、「冷たい医療」となりかねなく感じる時もある。
EBMに対してNBM(narative based medicine)がある。以前は、経験則に基づく医療として、EBMに対して批判的に扱われていたが、最近では“経験則による医療”というよりも、“個々人にあった医療の提供”という解釈で、また見直されてきている気がする。それを忘れてはいけないと思った。

 EBM+NBM、あらためてこれが大事だと切に感じた一日でした。

 

県岐商

カテゴリ: 野球

 今年も頑張れ!

 

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