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日本超音波骨軟組織学会

カテゴリ: 日本超音波骨軟組織学会(JSBM)

 昨日は、日本超音波骨軟組織学会のハンズオンセミナーに出席してまいりました。

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 プログラム


9:10〜受付開始
9:50〜開会挨拶   富田 孝次 株式会社エス・エス・ビー
【シンポジウム〜肩関節の観察〜】   座長:金田 晋
10:00~「腱板損傷について-私のアプローチ法と観察のコツ-」
  瑞穂接骨院 山田 直樹
      「 肩関節脱臼整復後のエコー所見の考察」
  おくむらスポーツ接骨院 奥村 卓巳
      「LLSにおける上腕骨近位骨端線離開について」
「腱板損傷に伴う大結節部の骨不整について」
  ヤマモト整骨院 山本 幸治
12:10~休憩、昼食   ー理事会・評議員会開催(8階多目的ホール2)ー
【教育セミナー】
13:00~初級編 ー「肩関節」ー
  講師  奥村 卓巳
  インストラクター: 山田 直樹 、金田 晋、山本 幸治
  ※会員外の方はインストラクターによる指導は受ける事が出来ませんが、
  見学をする事は可能です。また、最新の超音波診断装置を並べた体験コーナーを設けますので、
  自由に触る事が出来ます。
15:00~「Q&Aコーナー」
  座長:山田 直樹
  パネリスト:金田 晋、奥村 卓巳、山本 幸治
16:00~アンケート記入
15:30~閉会の辞
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 今回は2題の発表とともにパネリストなども務めることとなり、ハードな一日でした。
なんとか無難に終えることができたように思いますが、まだまだ勉強不足です。

 これで束の間一息つけそうです。

投球障害

カテゴリ: 野球肩 野球肘

 大所帯ゆえ、2週連続でのエコーチェックです。

野球部エコーチェック

カテゴリ: 野球肩 野球肘

 昨日は県岐商硬式野球部でのエコーチェックでした。

 傷害の早期発見、予防のために行います。

 問題がありそうな場合、専門医へ紹介します。

 甲子園出場常連の強豪校の選手たちはとても礼儀正しく、監督およびコーチの先生方も体調、ケガに対してもとても気を使っておられ、選手思いです。

 今年の春も甲子園で大暴れして欲しいものです。頑張れ!

 

(今回は体幹インナーマッスルの計測も行いました)

SAQトレーニング シンポジウム

カテゴリ: 学び

 次の日は、所沢から大宮に移って、SAQトレーニングのシンポジウムに出席してきました。

 SAQトレーニングって何?とご存じない方も多いかと思いますが、最近ではテレビでもスポーツ選手が黄色のはしご(ラダーといいます)みたいなものを使ってトレーニングしているのを見たことがあるのではないでしょうか。それです。

 SAQのSはSpeed(スピード)、AはAgility(敏捷性)、QはQuickness(素早さ)で、その名の如く、スピード、敏捷性などをupさせるトレーニングになります。

 特にサッカーなどで多く取り入れられていますが、ほとんどのスポーツには敏捷性が求められ、全てのスポーツ選手に必須といえます。そして、その追い求める動作は傷害の予防にも繋がり、仕事上でも、少年団の子どもたちにも大いに役立つものと思います。

 特に小学生時期は、これら俊敏性能力が向上しやすい時期で、専門的な種目ばかりでなく、これらを多く取り入れることで、後々の上昇度が違ってくると言われています。

 傷害の予防、パフォーマンスの向上に役立てていきたいと思います。

TRX サスペンショントレーニング

カテゴリ: お役立ち情報

 TRX-STCを受講してから、長らく時間が経ってしまいましたが、やっとサスペンションを取り付けることができました(〇川さんありがとうございました。)

 サスペンショントレーニングは主に自体重を利用して体幹を中心としたトレーニングやリハビリをすることができます。その方法もアイデア次第で数百ともいわれています。

 従来のトレーニングと比較して優れている点は、スポーツや日常生活で必要な機能的な筋力(実際に発揮できる筋力)を強化し、柔軟性、バランス、コアの安定性を総合的に向上させることができる点です。

 一見怖そうに思えるかもしれませんが、自体重を利用するため、高齢者からアスリートまで全トレーニングレベルに対応することができます。最近では、トッププロ選手がトレーニングに使用しているのを、テレビでもちらほら見かけるようになりました。

 また、もう一つの黄色の棒のようなものは、Rip トレーナーといって、同じくファンクショナルトレーニングができます。いままで難しかった回旋系の負荷をかけることができ、野球などにはもってこいといえるでしょう。

 今後当院ではリハビリやコンディショニングに積極的に利用していき、皆様のお役にたてるようにしたいと思います。

野球肘

カテゴリ: 野球肩 野球肘

昨日は、野球肘早期発見のため、子どもたちのエコーチェックを行いました。

その後はグランドに行って練習です。

ベースボールパフォーマンス

カテゴリ: 投球フォーム指導

 前田健氏主宰のベースボールパフォーマンスセミナーに行ってきました。

 過去、元有名プロ野球選手のDVDなど数十本のものを見てきましたが、彼の観察力や理論などは他を圧倒している感があります。

 今後の傷害予防、選手のパフォーマンスの向上に役立てていきたいと思います。

 

名古屋国際会議場にて

中京大学 屋内練習場にて

東海野球障害研究会

カテゴリ: 東海野球傷害研究会

 今年も東海野球障害研究会に参加してきました。

 プレセミナー、国際武道大学の神事努先生は、

 ・ボールのキレ、のびとは?
・ケガの少ない投げ方は?
・どうしたら速い球を投げられるか?

 をテーマに、従来の動作解析の手法に対する疑問を投げかけながら、解説いただきました。

 中日ドラゴンズのスポーツドクターであられる名古屋スポーツクリニックの杉本勝正先生においては、エコーを用いた投球障害肩・肘の評価について、講演いただくとともに、公演終了後に、特に離断性骨軟骨炎(OCD)の際の予後判断に対する動的な観察法に対して詳しくお聞きすることができました。

・肩障害→前方動揺性→internal impingment→PASTA、SLAP
 ・肩障害→後方拘縮→GIRD→過外旋→PASTA、SLAP
・腱板(棘上筋)、投球障害では、完全断裂はあまりなく、関節包面側の部分断裂が多い。
・100球程度投げるとSABは腫れる。
・滑液包面断裂は成人野球選手(草野球)に多い。
・フォロースルーが上手でない→後方障害、棘下筋ローエコー描出。
・内上角炎→僧帽筋、肩甲挙筋ローエコー描出。
・HAGL病変→関節包の骨頭側損傷。
・外側部障害→OCD、回内・回外での動揺性有→予後不良。
・外側部障害→骨端線損傷の場合もある。

 等々

 同じくドラゴンズに限らず、多くのプロ野球選手のコンディショニングを行うみどりクリニックの瀬戸口芳正先生においては、年々完成度が高まるスローイングプレーンコンセプトについて、講演をいただき大変勉強になりました。

 ・Dr.ジョーブ、投球障害肩の原因 : 過角形成、前方不安定性、過剰な水平外転。
・TER-total external rotation GHだけの外旋ではなく、肩甲骨・胸郭・体幹・股関節までも含めた外旋。
・スローイングプレーンとは、肩・肘・手関節の投球時に織りなす軌跡。
・single plane-shoulder planeとelbow planeが一致。TER180°であれば、肘の外反トルク0。
・double plane-shoulder planeとelbow planeの不一致。under SEA。肘外反トルク発生。
・肩甲骨内転位では、TERは不十分。
・不良フォーム : パイスローワー、スティフタイプ、フックタイプ、ルーズタイプ。
・投球早期(年齢)開始により上腕後捻適応出現。
・single plane→二重振り子運動効率が良い。
・double plane→内旋時、大胸筋関与が大きい。骨頭の前方トランズレーションの惹起。

 名古屋市立大学の後藤英之先生は、投球フォームの各フェーズに合わせた分析、チェック項目を点数化し評価する方法を講演いただきました。

 その中で、特にかえってフォームの良い子にOCD発生が多い結果となるなど、非常に興味深いお話を聞くことができました。通常であれば、フォーム不良が投球障害につながると考えられますが、フォームが良い=パフォーマンスが高い、能力が高い可能性も高く、現在の子どもの人数が少ないといったチーム事情の中では、能力の高い子はそれだけ酷使されることが多いのではということが考えられます。
考えさせられる結果でした。

 最後の講演であった日本福祉大学の浅井友嗣先生は、前庭からの姿勢制御と野球パフォーマンスについての新しい切り口での講演でした。

 特に、上部頸椎の固有受容器の姿勢に対する重要性などは、カイロプラクティックなどでも、最重要視するところであり、とても新鮮で興味深いアプローチでした。

 以上。

 これらを、日々の日常診療に活かしていきたいと思います。

エコー勉強会

カテゴリ: 学び

 昨晩は「エコーの勉強会」でした。

 MRIを凌ぐほどの解像度を持つ最新機種の画質はもとより、SSB社の柳澤さん、鈴木さんのとても分かり易い説明と、なにより動的観察方法へのアプローチに感嘆いたしました。

 患者さまへの説明や子どもの親さんへの説明の際に、どうしても静止画で撮影しがちになってしまいますが、実際の運動器の傷害は動きの中では発生することが多く、動的観察によってのみその傷害が再現されたりすることもあります。

 その運動器の動的観察をするのには、体に無害なエコーが最適といえます。レントゲンやMRIなどは身体に対しての侵襲性やコストの観点から現実的ではありません。

 患者様にとってより身近な存在にならなければならない我々にとって、身体に無害で、動的な観察のできるエコーはうってつけではないでしょうか。そして、そのためには、日々の勉強はもとより、柔道整復師としてエコー(超音波観察装置)の正しい使用をしていかなければなりません。

TRX サスペンション・トレーニング

カテゴリ: 学び

TRX-STC(TRXサスペンション トレーニング コースを受講してきました。

 TRXサスペンションは、元々は米国のネイビーシールズ(海軍特殊部隊)で考案され使用されていたものです

 が、近年では自重を用いたファンクショナルトレーニングのアイテムとして注目されています。「軍隊で考案」と聞

 くと非常に激しいトレーニングのように思いますが、何百種類ものエクササイズが用意されており、スポーツのパ

 フォーマンスの向上や日常生活での傷害のリハビリテーションなど、正しい設定を行えば、アスリートに限らず高

 齢者まで、年齢、性別、スポーツ種目を問わずどのようなフィットネスレベルの方にも対応できるのが特徴です。

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